駒込中里整骨院
2013年1月25日 金曜日
腰痛について・・・
患者様を治療する私も、定期的に腰の痛みを感じる時があります。その痛みや辛さの原因を確定できる腰痛のことを、特異的腰痛といいます(原因不明のものを非特異的腰痛という)。プライマリケアを受診する腰痛患者様の15%程の割合といわれています。内訳としては、腰痛自体よりも坐骨神経痛を代表とする脚の痛みや痺れが主症状の疾患である腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が10%くらい、高齢者の骨粗鬆症の方に多い圧迫骨折が約4%程、結核菌も含む細菌による背骨の感染(感染性脊椎炎)や、がんの脊椎への転移など背骨の重篤な病気が約1%、尿路結石や解離性大動脈瘤など背骨以外の病気が1%未満と推測されているようです。腰に限らず、痛みや痺れなどの症状には、色々な原因があります。私たち治療家も様々な可能性を考えながら、日々治療にあたらなくてはいけないと改めて思いました。
投稿者 笑顔道整骨院