スタッフBLOG
2018年9月18日 火曜日
ツボナビ【 耳鳴り・難聴 】
皆様こんにちは
やってきました8がつく日は鍼灸の日
今回は耳鳴り・難聴についてお話させていただきます。
一般的に、耳鳴りは難聴をともなうことが多いので、
加齢による聴力の低下や、
大きな音を聞き続けたために耳の聞こえが悪くなったことが
原因だと思っている方も少なくないと思います。
現代医学では、多くの耳鳴りは原因不明だったり、
有効な治療法がほとんどないといわれています。
そこで使うのがツボです
東洋医学では、耳鳴りの原因を
腎、脾、肝の異常と考えています。
腎の異常によるめまい
東洋医学では、腎は耳と関係が深いとされています。
加齢や過度の労働による疲労、過度の飲酒、
長引く病気は腎の異常を引き起こします。
しだいに耳の聞こえが悪くなり、
音の小さな耳鳴りやセミが鳴くような(ジジジといった感じです)
耳鳴りがするのが特徴です。
また、寝汗をかく、口が渇く、手のひらや足裏、
首が熱くわずらわしく感じる、寒がる、手足が冷える、
下痢が続く、体がだるく力が入らない、膝や腰の力が入らず痛む
といった症状をともなうことがあります。
>>>>太渓(たいけい)
肝の異常でおこるめまい
ストレスや、我慢の多い生活、
長期間の気分の落ち込みなどは肝のはたらきを悪くします。
肝の異常でなぜ耳鳴りがおきるのか
主に特徴は、ストレスや精神的な緊張などによって耳鳴りが悪化し、
日によって耳鳴りの大きさがちがう、
耳や頭がはれるように痛むことが多いことです。
また、イライラしやすかったり、
すぐに腹が立つようになったり、口の中が苦く感じたり、
眠れなくなったりなどの症状をともなうことがあります。
>>>>太衝(たいしょう)
脾の異常によるめまい
脾は食べ物から栄養やエネルギーを
体に取り込むはたらきをしています。
脾の調子が悪くなると、栄養やエネルギーが不足し、
耳が正常に機能しなくなり耳鳴りがおこる場合があります。
脾は食事の乱れ(食べすぎ飲みすぎ、過度の食事制限)、
ひどく思い悩んだりすることで調子をくずします。
比較的高い音の耳鳴りと、体が疲れると耳が聞こえにくくなったり、
耳鳴りがひどくなったりするのが特徴で、
食欲がない、どうも元気が出ない、
疲れやすいなどの症状がともなうことがあります
>>>>太白(たいはく)
主に使うツボ
聴会(ちょうえ)
耳門(じもん)
聴宮(ちょうきゅう)
角孫(かくそん)
翳風(えいふう)
今回は大きく3つの分類に分けていますが、
混合している症状も多いです。
これらのツボを押したりもんだりしてみてくださいね。
その他お身体でお悩みお困りの方がいらっしゃいましたら、
お気軽にお近くの笑顔道にご相談ください
心よりお待ちしております
すべては患者様の笑顔のために
最後まで読んでいただきありがとうございます。
投稿者 笑顔道整骨院